叔父さん
[勉:53歳]
[英樹叔父さん:68歳]
[父:83歳]
part 1
13歳のときに自分が同性愛者であると気づいて以来、私はいつも父に思いを寄せてきました。
父がシャワーを浴びるたびに、父を盗み見ていました。とは言ってもすりガラスからぼんやりと見える程度ですが。
両親がセックスをしてる真夜中に、父の裸を見るために、両親の寝室に足を踏み入れる事もしました。
父と私の間には何も起きず父は一週間前に83歳で他界してしまった。
私は53歳で既婚、2人の息子は独立して妻と二人暮らしです。
男性経験は一度もありません。
父の死を機に、私は自分の人生を真剣に考えるようになりました。
私はこれからどう生きるべきか悩み続けていました。
そんな時です。私の勤め先の近所にあるサウナで運命の人と出会う事になったのです。
53歳の夏の夜、シャワールームで見かけた私の想い人の人こそ、(父の弟)英樹さんだった。
「おう!勉!」
「あ!英樹叔父さん」
私と英樹叔父さんはシャワールームでばったり会いました。